姫は自由に生きている





どうやらいつの間に寝ていたらしく、起きたら22時だった


連絡を忘れていたことに気づき、眠っている恋を確認してからベッドを降りた



プルルルルル



ー「もしもし右京くん?」

「メグミさん、遅くにすいません。」

ー「大丈夫よ〜!恋ちゃん帰って来ないけどまたなにかあったの?」

「…少し問題が発生して、恋が過呼吸になりました。俺の落ち度です。すいません。」

ー「恋ちゃんが無事ならそれでいいわよ。今は眠ってるの?」

「はい。落ち着かせてからそのまま今は俺の部屋で寝かせています。連絡が遅れてすいません。」

ー「帰って来ないからそんなことだろうと思ってたわ。右京君と居るなら安心だから任せるわね。」

「ありがとうございます。明日目が覚めたら家まで送ります。」

ー「わかったわ。それより右京くん」

「はい」

ー「あまり、気負いすぎないでね。恋ちゃんの事も心配だけど、私は右京君も同じくらい心配よ?」

「…ありがとうございます。俺は大丈夫です。」

ー「あまり無理しすぎないでね。貴方が全てを背負って動く必要はないんだから。」

「…いえ。今の総長は俺です。全員を守る責任があります。俺に恋を守らせて下さい。」

ー「琳も当時は同じ事を言ってたわ。総長っていうのは似るのかしら?」

「くすっ。そうかもしれません」

ー「恋ちゃんは愛されてるわねぇ」

「っメグミさん!」

ー「あらあら照れちゃって右京君もウブねぇ。恋ちゃんもどうしてこんなに愛されてるのに気づかないのかしらねぇ」


電話相手のメグミさん、もとい琳さんと剣と恋のお母さん


昔から恋に関する事は琳さんに連絡しているが、外泊の連絡はメグミさんにするようにしている。


かれこれ10年以上の付き合いにもなるメグミさんは、この話になると止まらなくなる