姫は自由に生きている



恵side


やっと登校してきた右京の元に行こうとすると、尻軽そうなギャル達に囲まれていた


それからすぐに害虫のようにわんさか右京のところに集まった学校の生徒たち


まぁ、右京が一人で歩いてるのはレアだから仕方ないっちゃ仕方ないんだけど…


そろそろヤバいですね


止めに入らないと今にも暴れ出しそうな右京に冷や汗が出る


そう思って右京の所は行こうとすると、先に恋さんが1人で行ってしまった



あの人もなんで大人しく出来ないんだか…


なんて思いながらも、彼女が1人で右京の所に行きなにをするのかが気になって俺は剣と新を止めて少し離れたところで様子を見ることにした


勿論、恋さんになにかあればすぐに助けに行くつもりだ


右京に腕を絡めているギャルを挑発している恋さんは、まるで女王様。イメージ的に言うと氷の女王


彼女の纏う空気が冷たく、それでいて鋭い


右京はそんな恋さんをじーっと見ている


腕を絡めてても拒否されない理由が存在無視されてるから、と言った恋さんに俺たちは不覚にも笑ってしまった


「ぶっ!恋サイコーすぎ」

「恋たんやっばウケる」

「くくくっ」


一応空気読んで堪えたんだけどね