姫は自由に生きている



あ、良いこと思いつーいた


ニヤリと笑い笑顔をした私は剣達を置いて右京の元へ歩き出した


「恋待って!」

「一人で歩かないで恋たん!」

「恋さん!」


走って追いかけてきた3人を無視して私は右京の元へ歩くのを止めない


私に気づいた女達が、ザワザワと陰口を言い出す


「あの女…」
「希姫じゃん」
「ブスじゃね?」
「うちらにもチャンスあるよね」
「さっさと捨てられればいいのに」


これも想定内


あいにくこれで傷つくほどメンタル弱くないからね。


BGM程度で聞き流す


剣達はなにか勘付いたのか、私と右京の距離が近くなると追いかけるのを辞めて様子見をしだした


まぁ多分恵が行くのを辞めさせたんだろうけど


「どいて」


右京にべったりくっついて囲んでいるギャル達に、低い声でそういうと

さっ、と道を開けた


「右京おはよ」


「恋はよ。」


右京の目の前で止まり、挨拶をした


ただそれだけなのに発狂しだすギャル達


「右京様が喋った!?」
「うそ!?」
「はよって言った!?」


……挨拶しただけで驚かれる右京って、どんなイメージ持たれてるわけ?

もう喋るだけでレアみたいじゃん


私はそれにビックリだよ