姫は自由に生きている



ただ守られるだけじゃ嫌だと思った私は


右京を守る、と幼い頃に約束したんだ


『ずっと一緒に居ようね!』


なんて小さい子あるあるの指切りげんまんを、幼き頃の全国トップの総長さんとした記憶もある


よくよく考えたら、伝説の5代目総長を兄に持って現役幹部を弟、歴代最強の総長と幼馴染って私の周りすごくない?


「本当に付き合ってないの!?」


「付き合ってませんー」


「逆に付き合ってない方が不思議なんだけど…」


「新がまともな思考回路してる〜」


「恋たん塩!!」


眠いんだからテキトーな返事で仕方ないじゃん


ギャーギャーいつも通り騒ぐ新


おかげで寝れそうだったのに目が覚めてきてしまった


ちっ…と舌打ちをすると今度は震えだした新に
本当に弄りがいあるな〜と考える


「暇だし右京来ないし校内探検しよ〜よ」


「あ!いいね!恋は屋上とここと教室しか行ったことないもんね!」


「俺達が案内しまーす!」


「俺も着いていきます。2人じゃ不安なので」


「恵酷くない!?俺達のこと信用してよ〜」


「そーだそーだ!」


「じゃあ毎回目離すと居なくなるのは誰ですかね」


「「うっ…」」



…恵も苦労してるんだね