「恋、おかえり」
「け、すけ……」
泣いている恋の目の前に来た圭介は、恋の頭をぽんぽん撫でた
「勝手に俺を殺すなって。あいつら爆笑してたぞ?」
この前も話したけどな?
圭介以外の奴らにそれを言うと、見事に爆笑してたんだよな
留学中も何回も恋に会いに行ってたのに真実を言わなかった俺も俺なんだけどな?
「おら恋。泣いてねえで言うことあんだろ」
いつまでも泣いている恋にベッタリくっついてる圭介を引き剥がしながらそう言えば
「あっ……」
嬉しさのあまりに忘れていた言葉を
俺たちが何年も待ち望んでいた言葉を
恋は、周りを明るくするような太陽みたいな笑顔で言った
「みんな!ただいま!!ありがとう!!」
俺たちには、その言葉だけで充分だった

