姫は自由に生きている



「れ、恋…?そんなに落ち込まないでよ」


「………」


本気でショックだったのか放心状態のまま動かない恋さんに俺たちもどうしたものかと心配になってくる。


……恋さんが席外した瞬間に剣は右京によって殺されるんじゃないかと思う


今にも人1人殺しそうな目で剣のこと見てるからね。


うん。ご愁傷様


いつもうるさい新が静かだって思うでしょ?


新もああ見えて空気は読めるからね。

自分が口出さないで剣の話を聞いているのが今は一番だと分かってるからずっと黙ってる。


「恋」

右京の呼びかけにも応じない


はぁ…ため息を吐いた右京は次の瞬間


隣に座る放心状態の恋さんの頭に腕を回し、キスをした



「「うああああああ!!!!」」



剣と新が叫ぶのも無理はない


「ちょ、右京!?なにしてんの!?」


キスをされたことにより戻ってきた恋さんは、顔を真っ赤にしていた。


俺からしたら、完全に恋する乙女なんだよねぇ…


もしかしなくても、天然の鈍感


右京も苦労するよね。



…俺たちの前でキスは如何なものかと思うけど