「私と右京が付き合ってる??」
「とぼけないでよ!!」
「なんでそう思ったの?」
「だって右京がまともに会話するのなんて恋だけだし、恋にだけ甘いし優しいし表情柔らかくなるしずっと恋の事触ってるし隣に居るし恋だってさっき右京に抱き着いて寝てたじゃんか!」
「「……」」
ぷくぅ、と頬を膨らませて拗ねた表情の剣を
優しい眼差しで見つめる恋さん。
「右京になんて渡さないからな!」
あっかんべー、と最早キャラが崩壊しつつある剣に俺たちは呆れだす。
シスコンもここまでくると病気だよな
「剣?」
「恋なに?」
「私と右京、付き合ってないけど…?」
「「「は!?」」」
なに言ってんの?みたいな顔で俺たちを見る恋さんの事を俺たちは何言ってんだと顔で見る。
「いや、付き合ってないし」
「恋それホント!?」
「当たり前じゃん」
「嘘だ!!」
「どっちよ」
「付き合ってないって納得いかないよ!」
「さっきまで反対してたの誰よ…」
「だって明らかにカップルじゃん!」
「そりゃ男女が隣同士で座ってたらそう見えるでしょ」
「そういうことじゃないよ!あーもう!恋の鈍感!バカ!」
「剣にバカって言われた……」
言っていることが矛盾しまくっている剣に対し、この世の終わりみたいな絶望した表情で固まってしまった恋さん。
そんな固まってしまった恋さんを見て慌てだした剣。
隣で黙ってずっと聞いていた右京は、剣を睨んでいる
一気に空気が重くなる

