「なんで………」
いや、よく考えればこの歳だし右京が希龍と繋がっていれば総長になってても可笑しくない。
でも出来れば……会いたくなかったなぁ。
"昔を思い出してしまう"
「恋…だよな？」
「うん……」
「おかえり、恋」
刹那、右京に抱き締められた。
あぁ、右京だ。
私より小さかったのにこんなに大きくなって。
余裕で180cmはあるよね。
163cmの私がスッポリ収まるもん。
「右京が女を抱き締めてる…！？」
「ちょ、どゆこと！？」
「は？え？え？えぇ！？」
剣達は何故か驚いている。
そんなおかしい事あった？
「恋、なんでここに居る？」
「剣に会いに来たの」
「……そうか。日本にはいつ？」
「ついこの間」
「本当に…おかえり。恋。」
「ただいまっ…！右京」
