「なんなんよこのクソ女!!アヤの事馬鹿にしやがってっ…!!」
「え、馬鹿に馬鹿って言って何が悪いの?」
「アヤは馬鹿なんかじゃないから!死ねよ!」
「あぁそういえばあんた死ねしか言えない馬鹿だったわね。」
ほんと会話にならないから困るわ。
なんて会話をしていると安藤健は爆笑していた。
「くっくくくくっぶははははは!これがお前の本性ってわけか?オヒメサマ」
「さぁね?」
「面白い。気に入ったわ。」
「あそ」
「アヤの事無視してんじゃねぇよ!健も!」
「あ?うっせぇなギャンギャン騒ぐんじゃねぇよ」
「ひっ…や、約束違うじゃない!」
「あ?俺はオヒメサマを拐えって言われただけで約束果たしてやっただろうが。ガタガタ言ってんじゃねぇぞくそ女」
「はぁぁ!?くそ女はあの女の事でしょ!?アヤくそじゃないし!ふざけんな!あんだけ抱かせてやったのに寝返るつもり!?」
「抱かせてやっただぁ?あんなの暇つぶしに決まってんだろ。つかお前ガバマンすぎて全然気持ちよくなかったしこっちは損しかねぇから」
「が、がばマン!?アヤ名器って言われてるんだからね!?テクだってスゴかったでしょ!?」
「あれのどこが名器か教えてほしいわ。ふざけんなよ。ただのヤリマンがうっせぇんだよ」
……………下ネタうっせぇよお前ら。
え?攫うだけ私のこと攫って放置ですか?
仲間割れは勝手に違う所でして下さいよ。
私帰っていいかな?いいよね?うん。帰ろう。
未だに口喧嘩して私の事丸無視だからそぉっと扉の近くに移動する。
扉の外には見張りが2人。……行くか。
扉を開けると予想通り見張り2人。
「お前なんでここに!?」
「総長とアヤさんどうした!?」
「はい黙ってうるさい。バレるでしょ。」
まずは1人。ピアスじゃらじゃら男の急所を蹴って倒す。
「てっめぇ!」
それに怒ったスキンヘッドの背後に回って背中蹴って顔面を思いっきりコンクリートに打ち付けて気絶させる。
ピアスじゃらじゃら男も完全に落とす為に鳩尾3発と男の急所5蹴りやって気絶させる。
ちょっろ。
こんだけうめき声挙げてるのにも関わらず全然気づかない安藤健と馬鹿女。

