姫は自由に生きている


えー…香水臭いんですけど。


鼻もげる。曲がる。腐る。


「お前なんなの?」


リョウ君達の目の前で止まった新の元カノに問いかけるリョウ君。


さっきまで私と話していた声よりとても低い。


ピリピリした空気が流れる。


…どこ居ても結局ピリピリ空気味合わなくちゃいけない感じ?


つらみ


ほら、このバカ女が大声で話すから野次馬が出てきたじゃんか。ほんと勘弁。


「アヤはこの女と話してるのぉ!あんた達どけよ!」


「悪いけどそうはいかないんだわ。恋さんを守るのが俺たちの仕事なんで」


「はっ!この女のどこがいいのよ!アヤの事バカにする女はみんな死ねばいいのに!」


どんだけ自己中なんだよまじで。


絶対社会に適応しないで消される人間ナンバーワンだわ。


「んで?何の用?」


さっさと話終わらせて帰りたいんだけど。


「ほんとムカつく!今日はあんたに忠告しに来てあげたの。アヤって優しいか!ら!ね!」


「あっそ。それで?」


「ちっ。死ねばいいのに。」


「だからさっさと要件言ってよ」


「何様よクズ!」


だんだんとイラついて来るのが分かる。

話が一向に進まないではないか。
何回同じこと言わせるつもりなのこのバカ女。

お前こそ一回死ねよ。


こういうバカが私は一番嫌いだ。