姫は自由に生きている


「…………」


「ふふっ。なーんてねっ。あーやだやだ。やっぱシリアスムード嫌い!忘れていいからね!みんな待ってるし行こ!」


そうだ。シリアスムードなんて私たちには似合わない。

なりより私がそういうの苦手だ。

常に楽しく明るく生きていたい。

まぁ願望に近いところもあるんだけどね?


「恋……」


「右京。私は大丈夫だから。ほら行こ?」


「………あぁ」


私はベッドから出て右京と部屋を出る。


幹部室ではみんなが待ちくたびれて待っていた。


「遅いよ恋!右京に襲われたのかと思った!無事でよかったぁ」


「恋たん来たぁぁぁぁぁ!右京に襲われてなくて良かったぁぁぁぁぁ」


「右京遅いですよ。待ちくたびれました。」


上二人はなんなんだ一体。

どんな思考回路をしてやがる。

私が右京に襲われるわけ。

恵だけまともで良かったわ。


私たちが定位置に座ったところで、先ほどの報告会が始まる。


「やはり先ほどのは鴉で間違いないようです。」


「あぁ」


「偵察、といったところでしょう」


右京が私に言ったのは間違いではなかったらしい。