イジワルな彼と夢みたいな恋を?

腕の上に顎を乗せるような格好をしてたら、フェンスに背中を付けた一ノ瀬圭太が喋った。


「お前、あの同窓会で自分が何を言ったか覚えてないと言ってたな。俺に何を頼んだのかも、全く記憶には残ってないんだろう?」

「…それは…そうだけど…」


『恨んでやる』とか『無責任すぎもいいとこでしょ!』とか言ったらしいけど、他には何を言ったのかさっぱり思い出せない。


困惑してると奴が微笑んだ。
その顔を見ながら何があったんだろうか…と推測した。