本来なら久しぶりって言うつもりだった。


が、私の目に飛び込んで来たのは……奈々のボロボロな姿


私は、慌てて奈々に駆け寄った。


「その傷っ!!どうしたの!!?」


私が、そういった瞬間


奈々「こ、来ないで!!」


泣きながら、私に、言った。


「え…?」


訳がわからない。


なんで…?


新「お前がやったんだろ!!その演技白々しいんだよっ!!」


「え…?演技?」


陸「アンタがそんな奴だとは、思わなかった。」


満「お前なんかいらねぇーんだよ!!」


ーーあんたなんか必要ない!!


あの人からの、声が被って聞こえた。


龍「お前を姫から降ろす。」