だけど、伶のお陰で私は決心する事ができたんだ。


「……うん」


今まで横にしか振らなかった首を縦に振った瞬間だった。


満「やっぱ、駄目だよな……って、え!?」


葵「今、‘うん’って言った!?」


「うん」


陸「やっとですね」


新「よっしゃ!」


皆その時は喜んでくれてとっても嬉しかった。


そして、私はある約束をしたんだ。


「姫になるのはいい。だけど……裏切ったりしないって約束して?」


皆頭に?を浮かべながらも頷いてくれたんだ。


だから、私はこの人達なら大丈夫って勝手に安心仕切ってた


それからは、楽しかった。


それと、同時に罪悪感も生まれた。