『新も充も陸も奈々の事周りが見えなくなるぐらい本気で好きだったって事でしょ?』



三人の顔を見る



『なら、いいじゃん。それに過ぎた事を今からまた掘り出してもキリないし』



ね?と笑う



『だからさ、もうその話はなしにしよ?』



それに、皆にとってはもう一年半前の話だしね。




いつまで経っても引きづるような事でもないし。



私ちゃんと生きてるし。



それでいいでしょ?



私が言った言葉にまたもやぽかんとしてしまった三人



「こいつはこういうヤツなんだよ。だから美玲の言う通りにしてやって?」