湊「…1年…」


「……え…」


いちねんはん…?


1年……??


湊「お前が寝てた時間」


私がわからなかったと思ったのか言葉を付け足した湊


「…1年……」


衝撃を受けていると…


湊「俺ずっと怖かった…。
美玲がもう目を覚まさないんじゃないかって…。でも、待ってて良かった…」


「ありがとう湊…」


でも待って…?


私と湊ってまだ付き合ってるの…?


あの頃から1年経ってるんだよ…?


私は湊が好きだけど…湊は…?


他に好きな子がいないって言いきれる…?

湊「…美玲?」


急に黙った私を見て湊は声をかける


「湊……私…」


どうしてもその後の言葉が喉につかかって言えない…