それすら記憶が曖昧すぎて覚えてない


ただ…俺は美玲が起きるよう願っていた


気づけば美玲の手を握ったまま寝ていた俺


優菜「…あら、湊くん。起きたのね」


周りには優菜さんしか居なかった


「…はい。」


優菜「皆は、また御見舞に来てくれるみたいよ」


周りを見ていた俺に教えてくれる


「そ…ですか…」


なぁ、美玲、お前には待ってくれる奴らが大勢居るんだぞ?


だから、早く戻ってこいよ


そして、俺の横で笑ってくれ