伶の言いたい事は分かってる


「でも、一度は信用した仲間だから」


伶「…そうか」


「うん。それに、私、一人で行くから」


伶「は?」


「仲間だったのは私一人。私のせいで皆を巻き込む訳にはいかないよ」


伶「そんな事皆は思わねぇよ!」


伶ならそう言うと思ってただけど


「これは、私の問題なの。」


それに、この争いには伶だけは連れていけない。


伶「違う…!!」


湊「おい、どうしたんだよ?」


普段怒らない伶が大声だしたからか幹部室にいた湊が総長室に入ってきた


「……なんでもない」


伶「なんでもなくないだろ!?」