誰のせいだと!!!


絶対に言えないセリフを念力のように送りながら、ケラケラと笑うこの男の鼻をぎゅっと掴む。


「うおっいって!事実を伝えてやっただけなのに!」

「うるっさい!人が気にしてることあえて言ってくんな!」

「まーたお前らか!吉澤、鷲谷。仲良いの分かったから授業終わるまでは静かにしてろ!」