気付けば裕也は外に出ていた。

ちょっと待たせたかな?


「ごめん。待った?」


すると、突然抱きついてきた。

「どうしたの?」


「美優には俺がいるって見せつけ。」


「ニヒッ。」と歯を見せて笑った。


もう…。