「麻衣とも仲良くなれたし、クラスの雰囲気もいいし…。」


嵐の目を見て言った。


「だから、それ以上言わないで?」


私がその場を去ろうとした時、

「そんなんじゃ恋愛なんてできないだろ!」


「恋愛したいよ!!」


私は振り返って叫んだ。


「私の過去知ってるんだから、そんなこと言わないで。」


「――ごめん…。」


とても驚いた顔をして私と顔を反らせた。


…しょうがないか、私泣きそうな顔してるもん……。