もう、あり得ない…。

「榊さん、まだ怒ってんの?」
「無視するなら、もっとメール送るよ。」

その言葉を聞いた瞬間、私はきつく睨んだ。

「――冗談です…。」

私は「はぁ。」と、ため息を吐いた。

「メールは1日20通くらいにしてよね。」

一ノ瀬はパアッと明るくなったが、私はかなりうんざりしている。

もう、いやだ。