穏やかだったのは最初だけ。徐々に、怒りに震えていた。
「やめるんだ、シュラ。言ったはずだ。この日の段取りを。」
そっと添えられてた手に、震えていた手は落ち着きを取り戻し、二人は窓際に行った。そして盛大に窓を開け放った。
「まさか!?やめなさいフォーゼス!!そんなことをしては」
「いけません。君ならそう言うと思っていたよ。だけど残念だ。私はフォーゼスじゃない。シラクスだ。」
シラ…クス……。冗談でも、嘘をついているわけでもない……。どこかで聞いた声だと思ってたけど、その名前はもう忘れたりしない。紛れもない、ユキナさんの仇!!
「シ、シラクスってあの!?ず、ずっと昔、ヴィルの王として君臨、その強大な力は、わっ、我々聖霊の手で粛清したはずなのです。」
精霊は人の何十倍も生きると言われている。
けれど、必ず寿命があって水精→火精→悪魔→よう精の順に寿命が短くなると学園で習った。
「まさか、お姉様のように取り憑かれているとでもいうの…。」
私のその言葉に、彼は笑いを隠しながらいった。
「何をいってるのか、私には理解できないね。フォーゼスなんて人物自体が存在しないのに。」
固まる私たちに、折角だと言って何やら語り始めた。
「やめるんだ、シュラ。言ったはずだ。この日の段取りを。」
そっと添えられてた手に、震えていた手は落ち着きを取り戻し、二人は窓際に行った。そして盛大に窓を開け放った。
「まさか!?やめなさいフォーゼス!!そんなことをしては」
「いけません。君ならそう言うと思っていたよ。だけど残念だ。私はフォーゼスじゃない。シラクスだ。」
シラ…クス……。冗談でも、嘘をついているわけでもない……。どこかで聞いた声だと思ってたけど、その名前はもう忘れたりしない。紛れもない、ユキナさんの仇!!
「シ、シラクスってあの!?ず、ずっと昔、ヴィルの王として君臨、その強大な力は、わっ、我々聖霊の手で粛清したはずなのです。」
精霊は人の何十倍も生きると言われている。
けれど、必ず寿命があって水精→火精→悪魔→よう精の順に寿命が短くなると学園で習った。
「まさか、お姉様のように取り憑かれているとでもいうの…。」
私のその言葉に、彼は笑いを隠しながらいった。
「何をいってるのか、私には理解できないね。フォーゼスなんて人物自体が存在しないのに。」
固まる私たちに、折角だと言って何やら語り始めた。

