それでも歯車は回っていく2 〜王国滅亡編・上〜

ラナフレム、ヴィーナス連合は無事勝利し、それは1日戦争と呼ばれた。



その直後に、隊長が亡くなった報せが届いた。



胸が痛かったよ?



冷たく、冷え切ったよ?



泣き崩れもしたよ?



でも、



「大丈夫。僕がここにいるから。」



そう言って、授業にも出ないで、ザン先輩は一日中慰めてくれた。



優しく微笑んで、隣で手を握ってくれたから。



「大丈夫。私は、縁あって隊長に会えた。きっと、全部に意味がある。大丈夫。」



私は今、歩き出す。



「辛い時は言ってね?僕の肩なら、いつでも貸すから。」



私たちは、歩き始める。