「大切な人が幸せになってくれるなら、自分のことは二の次にだってなることはありますからね。
今のフィーが、お母様やユキナさんに幸せになってもらいたかったと願うように。」
そう言って、泣いて受け取れない私の代わりに、ゲキにある手紙を渡した。
「フィーへ、私から二つほどお願いがあるのです。」
一つは、私が落ち着いたら見てくださいという声が聞こえた。
「そして二つ目、これはゲキさんにも関係してきますが、お願いというより義務ですね、あなたが記憶を戻せた以上、第二王女としての務めを果たしてもらわねばなりません。」
涙を止めながら、ファレリア様の方を向いた。
「つまり、私が王女になったらゲキは…。」
「ええ、第二王子となりますね。」
その言葉に衝撃を受けた。
「何も、今すぐにとは言いません。あなた自身、気持ちの整理も必要でしょうしね。」
ゲキの方を振り返ってみると、わかっていたような優しい顔だった。
今のフィーが、お母様やユキナさんに幸せになってもらいたかったと願うように。」
そう言って、泣いて受け取れない私の代わりに、ゲキにある手紙を渡した。
「フィーへ、私から二つほどお願いがあるのです。」
一つは、私が落ち着いたら見てくださいという声が聞こえた。
「そして二つ目、これはゲキさんにも関係してきますが、お願いというより義務ですね、あなたが記憶を戻せた以上、第二王女としての務めを果たしてもらわねばなりません。」
涙を止めながら、ファレリア様の方を向いた。
「つまり、私が王女になったらゲキは…。」
「ええ、第二王子となりますね。」
その言葉に衝撃を受けた。
「何も、今すぐにとは言いません。あなた自身、気持ちの整理も必要でしょうしね。」
ゲキの方を振り返ってみると、わかっていたような優しい顔だった。

