隊長に、許可を取りに行って数時間後。私は王女の正装で王接間にいた。
「休みはちゃんと取れたの?フィー。」
隣の席、王妃の席でお姉様が聞いてきた。
「ええ。まあ…。」
「何かしら?話していい内容なら教えてほしいわ。」
幸い、この場には私たち以外はまだいない。暇つぶしがてら、先の話をした。
……
「フィーが特攻隊隊長に。それは、姉としてとても嬉しいですよ。」
「ふふっ、そうですかね?」
素直に嬉しそうなお姉様を見るのは、私も嬉しくなる。
「でも、どうしてオウナさんのこと教えてくれなかったんですか?」
学園入学を勧めたのも、お姉様だったと今さっき知った。
「だって?フィーって一人の人に執着する癖があったから。私にしても、お母様にしても、ユキナさんにしても…。」
言われて反論できないのが、今の私の痛いところだ。
「休みはちゃんと取れたの?フィー。」
隣の席、王妃の席でお姉様が聞いてきた。
「ええ。まあ…。」
「何かしら?話していい内容なら教えてほしいわ。」
幸い、この場には私たち以外はまだいない。暇つぶしがてら、先の話をした。
……
「フィーが特攻隊隊長に。それは、姉としてとても嬉しいですよ。」
「ふふっ、そうですかね?」
素直に嬉しそうなお姉様を見るのは、私も嬉しくなる。
「でも、どうしてオウナさんのこと教えてくれなかったんですか?」
学園入学を勧めたのも、お姉様だったと今さっき知った。
「だって?フィーって一人の人に執着する癖があったから。私にしても、お母様にしても、ユキナさんにしても…。」
言われて反論できないのが、今の私の痛いところだ。

