『さて、頃合いじゃが、念のため確認するぞ。始めても、本当によいのじゃな?他の確実な方法も……。』
「(いいんです。それが、私が決めた方法だから。)」
今、私の体を使っているのは水神様。だけど、どちらともが笑っていた。
『そうか。して、満月の輪(フルムーン)の核を見つけた。』
そう言ってあっさり、半月の泉(ハーフムーン)で一思いに壊した。
パリーン……。
「(本当に…それで壊れたの……?)」
『ああ。主も今見たであろう?』
砂のように、サラサラと落ちて行く様子を見れば、そんなことは一目瞭然だった。そしてを一握りだけ、服に入れた。
『してフィル。アレの段階としては、主が発動を宣言するだけにしておいた。せっかくじゃ。変わってやろう。』
私の体も、あっさりと返してくれた水神様。
「あっ、ありがとう…ございます。」
『(しかし、神具47種になってしまったのぅ。)』
そう言って冗談半分に笑う水神様。準備もできた。やっとこれで、お姉様を。そう思った瞬間だった。
「(いいんです。それが、私が決めた方法だから。)」
今、私の体を使っているのは水神様。だけど、どちらともが笑っていた。
『そうか。して、満月の輪(フルムーン)の核を見つけた。』
そう言ってあっさり、半月の泉(ハーフムーン)で一思いに壊した。
パリーン……。
「(本当に…それで壊れたの……?)」
『ああ。主も今見たであろう?』
砂のように、サラサラと落ちて行く様子を見れば、そんなことは一目瞭然だった。そしてを一握りだけ、服に入れた。
『してフィル。アレの段階としては、主が発動を宣言するだけにしておいた。せっかくじゃ。変わってやろう。』
私の体も、あっさりと返してくれた水神様。
「あっ、ありがとう…ございます。」
『(しかし、神具47種になってしまったのぅ。)』
そう言って冗談半分に笑う水神様。準備もできた。やっとこれで、お姉様を。そう思った瞬間だった。

