入れ替わった隙なのか?
「なっ……。」
「よし。」
本来なら躱されるような一撃目から、見事に当たっていた。
「ちっ……。」
地面に向かって投げ捨てると数秒後。
バァーン!!
空中で爆発した。
『強大なエネルギーを溜め込んだ風刃同士をぶつけて爆破を起こした。と、言ったところじゃのう。』
けど、油断はできなかった。
「私にはまだ、神具(コレ)らがあるもの!!」
さっき風刃を使ったこともあって、飛んでくるチャクラムは全て、短剣(ハーフムーン)で受け流さなければならなかった。
弾かれそうになる体が耐えるのに必死だけど、その中でも思考を止めない。止めちゃいけない。
『さてフィルよ、先の続きを教えてやろう。神具には二つの特徴がある。一つは、あれのように、特定の術式に連動して強化される。主の場合は、氷じゃ。』
氷、か…私の得意分野だ。
『二つ目。神具を壊す方法はある。』
えっ?
「なっ……。」
「よし。」
本来なら躱されるような一撃目から、見事に当たっていた。
「ちっ……。」
地面に向かって投げ捨てると数秒後。
バァーン!!
空中で爆発した。
『強大なエネルギーを溜め込んだ風刃同士をぶつけて爆破を起こした。と、言ったところじゃのう。』
けど、油断はできなかった。
「私にはまだ、神具(コレ)らがあるもの!!」
さっき風刃を使ったこともあって、飛んでくるチャクラムは全て、短剣(ハーフムーン)で受け流さなければならなかった。
弾かれそうになる体が耐えるのに必死だけど、その中でも思考を止めない。止めちゃいけない。
『さてフィルよ、先の続きを教えてやろう。神具には二つの特徴がある。一つは、あれのように、特定の術式に連動して強化される。主の場合は、氷じゃ。』
氷、か…私の得意分野だ。
『二つ目。神具を壊す方法はある。』
えっ?

