それでも歯車は回っていく2 〜王国滅亡編・上〜

「一つ目が、今作戦に関する戦略等です。二つ目が、ラナフレム陣営の陣形です。」



それを見やってカイラ兄様は、少し考える動作をした。



「そうだなぁ……リク!!」



手招きして耳打ちすると、リクさんはハサミと一緒に取り出した紙と交互に見ながら、少し考える動作をした。



「では、ここをこうして、こうしてははどうでしょうか?」



「さっすがリク、冴えてるぜ。」



指を鳴らしてそう言うと、ブランさんたちにこう言った。



「せっかくの陣形ですが、ここにうちの特攻隊を入れてもいいですか?」



それはつまり、私を入れるということ?



「そうか……そういう手もありますね……お願いしてもよろしいですか?」



「ってことだ、フィル。タクトとライアンも頼んだ。」