それでも歯車は回っていく2 〜王国滅亡編・上〜

「わかっているとは思いますが、ゲキくんだけでも……。」



「あっ、これ美味しいですね!」



「だろ!!俺特製梅おにぎり!!」



「ゲキも狙撃隊と掛け持ちで疲れてるでしょ?ゆっくりしていきなよ。」



「ああ、フィーちゃんがそう言うなら。」



「あ"ーっ!!!!言ってるそばからぁあああ!!」



「そう言ってねぇでリクも食えよ。腹が減っては仕事はできぬって言うだろ?」



王接間とは思えないほど自由にしている私たち。



「それを言うなら戦はできぬです。」



「どっちも一緒だろ?んなもん。」



また一口食べて、もぐもぐとしていた。



「なぜ勉強ができて戦闘能力も精霊力も申し分ないのに、そんなところで抜けているんですか……。」



一区切り着くと、おにぎりを飲み込んで言った。