それでも歯車は回っていく2 〜王国滅亡編・上〜

「精霊級術式、氷銃乱舞」



私たちなら、なんとかなる!!



「面白い!そうじゃなきゃつまらない、人間!!」



数十本の巨大な自動射撃可能銃を生成して、シラクスの術式にぶつけた。



「うーん、流石にこれでは厳しかったね。」



煙の中の人影は、楽しそうにそう言った



「そうそう簡単にやられるかって話。」



「じゃあ、もう一発行こうか。

我が名はシラクス。悪魔の王にして……」



まずい。もう一度あれを打たれたら、幾ら学園を覆う強固な防御結界術式でも防ぎきれない。さっきゲキが止められたのも、半分以上は防御結界術式に吸収させていた。初手で全てを受け止め3分の2ほど直に受けた今、打つ手なしの詰み。



「……王の審判(ロン・ジャッジ)」



このままじゃ、守らなきゃいけない学園が!!



「そう好き勝手させると思うかっての!!」