それでも歯車は回っていく2 〜王国滅亡編・上〜

するとまずTSの争奪だろう。



そういうTSはTSで、最初から組もうとしていた人と組み始めていた。



なかなか決まらない膠着状態の中フィルは口を開いた。



「チームの強さに応じた相手になるので強い人にこだわると相手も相当強くなりますよ。」



すると今度は人気のなかったはずの9、10番手にも声がかかるようになり、20分ほどでチームが決まった。そして、



「まずはAチームから始めます。

最上級結界術式、幻影軍」



初めて特攻隊へ行った時に使われた術式で、今も自主訓練使っていたりする、約40人ほどの幻影軍人。この兵の数と強さは、チームの総合的な精霊量などから少しだけ上のレベルに設定した。



「ルールは、彼らをのバッジを壊してください。同様に8人全員のバッジが壊された場合は失格、罰があるので頑張ってください。

よーいスタート。」



その声で、4年生3人、3年生3人、1、2年生1人ずつのAチームと言われた8人は幻影軍人を倒しにかかった。



どうやら、戦闘の仕方を知っているのは4人だった。



「……上級術式、雷弦(らいげん)」

「……最上級術式、氷手(ひょうしゅ)」

「……最上級術式、水獣白虎(すいじゅうびゃっこ)」

「……上級術式、精霊力付与(エンチャント)」



精戦祭りで術式戦闘があるとはいえ生徒会のような人と当たって負けたのでなければ当然強者との戦い方も身についていない者がいる。



そして、そう簡単に倒せるわけもなく3年生一人と2年生(TS)は開始早々やられてしまった。


「んだよこれ!!詠唱時間ねぇよ!!」



「こんなのどうやって倒すのよ!?」



最初に武器を出さなかった二人は防戦一方だった。



そしてそれを見ていた3つのグループは作戦会議をしていた。



していない一つは