それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「ファレリア様!?」



「あらザンさん、お久しぶりですね。

入学式以来かしら?」



ザンの元へ瞬間移動して親しそうに話し始めた二人に、クラスメイトは驚きを隠せなかった。



「それより今は、みなさんで移動を開始して下さい。

定刻に遅れると、最悪失格になりますから。」



急に焦った顔になっていった一言に、みな唖然だった…。



「しかしファレリア様…。」



ザンが困って言うと、クラスの皆に向けていった。



「あなた方が気にすることは何もありません。

早く行きなさい…と言いたいところですが、今からでは遅刻になってしまうので、瞬間移動をします。

間接的にでいいので、私に触れていてください。」



そう言うと、ファレリアはザンの肩に触れた。