それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

わかりきった表情で聞いていた。



「率直にあなたの意見を聞きたいの。」



「それは生徒として?側近として?彼女の友人(センパイ)として?」



すると迷うことなく即答した。



「あなた自身として。です。」



一瞬目を見開いて驚いたが真剣に言った。



「私がどうこういう気はありません。


ただ、 」



立ち止まったカイラを少し先で振り返った。



「ただ?」



風が少し、二人の髪を揺らした。



「あの子に無理はさせないでください。」



そして特に人目につかないメイン会場近くの木陰の裏の裏で頭を下げた。