それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

ファレリア・アス・ライナ・クラフィネイト様。」



会場出口にファレリアが立っていた。



「少しお話いいかしら。カイラさん。」



漂う雰囲気は、つい半年前までこの学園の生徒だったということを忘れさせた。



最も、この学園の生徒会長だったと言われれば、貫禄は消えていないようにも思えた。



「では、司会の会場までお送りしましょうか?」



「ええ。お願いしようかしら。」



そう言って二人は歩いて向かった。



もちろん、人気(ひとけ)が少なく静かなところを。



「瞬間移動しないのは、体力温存の為ですか?」



「ええ、これから大変ですしね。まだまだ仕事は残っているので…」



4年Aリーグ会場から3年本戦会場には歩いて6分くらいでたどり着ける。