総会場の目の前へ一瞬でたどり着いた。
「私は生徒会の席に行くからここで。」
「じゃあ、また後で。」
その10分後、総会は始まった。
主に今年の反省といったところだった。
「これで報告は全てとなりますが、意見等あれば挙手をお願いします。」
総会場のステージの端にある席で皆に問いかけたのは、第ニ副会長のフィー?だ。
「では、これをもちまして、生徒総会を終わります。
次に報告ですが、今年4月からの新生生徒会会長には、隣ににいる第二副会長、現2年のフィーネ・アルマイラさんにお願いしようと思っています。」
左目に黒い逆三角形の眼帯、反対は緑の優しい雰囲気を醸し出す垂れ目で、ストレートロングのピンク髪を下ろしたままの、気品溢れる学生、生徒会長が発表すると、約1800人の生徒がいる会場がざわついた。
これにはフィーネも内心驚いていたが、表情に出すことはしない。
「あ、あの、意見があるなら挙手していってくださいね。」
可愛らしい声の引っ込み思案な性格をしているのは、庶務長のシオン・カフィスという現3年生のボブの黒髪で青目の女子生徒だ。
「では、静かになったので、報告会を終了します。先生方、諸連絡等はありますか?
……それでは、出口に近い生徒から退出してください。」
「私は生徒会の席に行くからここで。」
「じゃあ、また後で。」
その10分後、総会は始まった。
主に今年の反省といったところだった。
「これで報告は全てとなりますが、意見等あれば挙手をお願いします。」
総会場のステージの端にある席で皆に問いかけたのは、第ニ副会長のフィー?だ。
「では、これをもちまして、生徒総会を終わります。
次に報告ですが、今年4月からの新生生徒会会長には、隣ににいる第二副会長、現2年のフィーネ・アルマイラさんにお願いしようと思っています。」
左目に黒い逆三角形の眼帯、反対は緑の優しい雰囲気を醸し出す垂れ目で、ストレートロングのピンク髪を下ろしたままの、気品溢れる学生、生徒会長が発表すると、約1800人の生徒がいる会場がざわついた。
これにはフィーネも内心驚いていたが、表情に出すことはしない。
「あ、あの、意見があるなら挙手していってくださいね。」
可愛らしい声の引っ込み思案な性格をしているのは、庶務長のシオン・カフィスという現3年生のボブの黒髪で青目の女子生徒だ。
「では、静かになったので、報告会を終了します。先生方、諸連絡等はありますか?
……それでは、出口に近い生徒から退出してください。」