それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「そこのお二人さん、いちゃつくのはいいけどついででいいから俺らの組み合わせも念のため教えて欲しいな。」



ゲキは少し不機嫌そうに再び千里眼を使った



「カイラ先輩はAグループシード、シオン先輩はDグループシード、フレアはCグループシードだな。」



生徒会だけあってみんなシード入りしている。



男二人はがっつり戦闘向きだから勝ち進むのはそう苦ではないだろう。



事実、去年の結果だけ言えば二人とも優勝している。



それでもフレアがCなのは、ぱっとみてメガネもしていて知的に見えるがペーパーテストは平均か赤点ギリギリなのだ。



そして、普通ならシオンは回復を得意としている為上位は狙えない。



しかし、得意としているだけで使えないわけじゃない。



下級属性術式なら一通り使うことができ、
異能力2種類持ちで、
自分より精霊力が低い者に触れれば異能力を無効化できる特殊体質で、
鎌の腕ならフィーネの剣と互角という…



バーサクヒーラーならばそれなりに結果は出せる。