それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

だがしかし、今は生徒ではない。



元生徒の王女であり、今年からはウェルティフル学園の管理者=理事長。



つまり、権限も惜しみなく振りかざす。



「では、ウェルティフル学園を管理する者として、ザン・アレクシアには生徒会の一員として更に良き学園を作り上げることを命じます。

拒否権はありません!」



前生徒会長の指名権に加え学園管理者、王女の発言に逆らうことは、ザンにはできない。



「その代わり、兄のいうことは聞きたくありません。」



「良いわよ。」



条件を出し、渋々首を縦に振ってしまったザンと、その内容に即刻オッケーを出したファレリアにショックを受けているゲキがいた。



「俺…そんなに…。」