それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「なんでだよザン、俺だってメンバーなんだから安心だろ!」



「だから嫌なんです!兄さんと一緒にいれば、まして第2庶務になれば堂々とこき使われて、僕のスクールライフが台無なんです!!」



「俺そんな正確悪くないはずだぞ!」



「先輩は十分正確悪いですよ。」



「フレアまで言うのか!?」



何やら言い合っているとファレリアが笑い出した。



「ファレリア様?どうされましたか?」



カイラが聞くと笑いをこらえながら答えた。



「こんな雰囲気も懐かしいなって思ったんですよ。

私まで学生に戻った気分です。

4年間ははやいものです、あなたたちは今のうちだけでも楽しんでおきなさい。」



確かにファレリアの学生時代も、王女の権限を自らが振りかざすことなく一人の一生徒として振舞っていた。



それ故に国務をしていると学生に戻りたいという願望が生まれていた。