それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「ここにいるフィーネさんは実力、才能共にファレリア様が認められた方です。

まして、私たちが生徒会長をお願いしたくらい素晴らしいお方なのだから、愚弄するなら我々を、この学園を、才を見出したファレリア様を敵に回すということですよ。」



意地悪そうにシオンも挑発していった。



「だから何よ!!わたくしにかかればあなたたちごとき」



「今私を愚弄する、国を敵に回すことも厭わない発言を耳にしましたが、一体どなたでしょうか?」



階段の上から、少し前までよく聞いていた声が降ってきた。



「御機嫌よう、皆さん。」



「「「「お久しぶりです!!」」」」



「は、初めまして?」



「おはようございます。」



生徒会メンバーとザンは挨拶をちゃんとした。



カイラはいつも通り特殊な挨拶だった……。



「さて、レイロッドのご令嬢でしたね。

私が学園に籍を置いているならまだしも、正式に管轄下になった今、私を愚弄する発言は、この学園を、この国を否定しているのですよ。

権力を使う気はありませんが、生徒を守るためなら、私は持てる全ての力も使うことでしょう。」