「まだ…仕事…も、あ、るし…行かなきゃ…。」
聞く耳を持つはずがない。
「マジで大丈夫かよ?シオン、せめてちょっと診てやれよ。」
カイラは分かっていたかのように言った。
「わ、分かったです。
聖霊よ、誰かのために救いを探し続ける人の声を聞き入れ、その全てに祝福を。この者を救うための力を私に与え、導きも示すよう私の声に応えよ。
最上級術式、万能治療(ファラ・オール)」
シオンは回復者(ヒーラー)なので診てみたが、一瞬だけ目を見開いてから、カイラの方を見て申し訳なさそうに首を横に振った。
「そっか、シオンでだめなら保健室もだめだな。」
シオンは学園内だけではなく、おそらく国内でもトップを争える。だが、その彼女にもできなかったのだ。
無詠唱で精霊級の異能力を使ったからか、と思われたが普段からやっているわけで、かといって他に原因があるのかわからない。
まあ仮に分かったとしても対処の仕方がわからない。
「フィーちゃん、ごめんなさいです。」
「大丈夫ですよ。そんなにやわじゃないし、すぐ良くなりますから。お気遣い感謝します。」
すると一人の生徒が入ってきた。
聞く耳を持つはずがない。
「マジで大丈夫かよ?シオン、せめてちょっと診てやれよ。」
カイラは分かっていたかのように言った。
「わ、分かったです。
聖霊よ、誰かのために救いを探し続ける人の声を聞き入れ、その全てに祝福を。この者を救うための力を私に与え、導きも示すよう私の声に応えよ。
最上級術式、万能治療(ファラ・オール)」
シオンは回復者(ヒーラー)なので診てみたが、一瞬だけ目を見開いてから、カイラの方を見て申し訳なさそうに首を横に振った。
「そっか、シオンでだめなら保健室もだめだな。」
シオンは学園内だけではなく、おそらく国内でもトップを争える。だが、その彼女にもできなかったのだ。
無詠唱で精霊級の異能力を使ったからか、と思われたが普段からやっているわけで、かといって他に原因があるのかわからない。
まあ仮に分かったとしても対処の仕方がわからない。
「フィーちゃん、ごめんなさいです。」
「大丈夫ですよ。そんなにやわじゃないし、すぐ良くなりますから。お気遣い感謝します。」
すると一人の生徒が入ってきた。

