それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「僕は今年、ある目標のためにウェルティフル学園を目指している。君がよければだけど、行く気はないかな?

僕初めて、誰かを誘ってみたけど…。」



自分に差し伸べられる手は、自分だけに見せようとしてくれる景色はなぜか



いままでに見たことのないくらい、光り輝いていた。



「しかし、学年が違いますよ?」



それもわかっていた顔だった。



「大丈夫。先に行って待ってるから。もしかして嫌だったかな?」



嫌。それは心の中で否定した。



「それとも、もう行き先決めていたかな?」



これまで、私を見て話してくれた人は、どれほどいたのだろうか。そんなことを思いながら答えた。



「それはまだ決めていません。

けど、自分で決めた道がそこへたどり着いたら、その時はよろしくお願いしてもいいですか?」



これは、私の中の照れ隠し。例え誘われた事実があっても、誰かに左右された自分は嫌だったから。