それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

スラスラ答えたカイラに、ゲキとシオンは絶句した。



「つまりこの精霊術式は、人の身では使用できないのです。」



まあその回答(こたえ)にフィーネはなんとなく察していたようだった。



「要するに、水精のみを選別して術に組み込める繊細なコントロール力

流れ込んでくる精霊力を一度に変換するスピード、正確さ

それらを受け入れることのできる精霊量
が必要なわけですね。」



カイラに淡々と言われたことが、頭では理解できるがそんなことはできるはずがない。



「これは禁術ものですね。」



カイラが言うと、フィーネはなんで?と言った目で見ていた。