それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「お久しぶりですカイラさん。

本日はよろしくお願いします。」



「フィーネの付き添いの俺」もしっかり挨拶した。



「中でファレリア様がお待ちです。」



「側近のカイラさん」は学園時代では考えられないくらいしっかりした人になっていた。



いや、元々しっかりした人だったんだけどな。



まあ、カイラが入学前からファレリア様の側近だったと俺が知ったのは、俺らが卒業してからだがな。



「では、ご案内します。



















フィーネ・アレクシア様。」