少なくともあの王女様は、地位に甘えることも、甘えさせることもしないんだと気付いた。
だが引っかかったから、最後の一人まで見届けようと思った。
俺の精霊量で壊れない術具の心配をして言った会長が…恐らくファレリア様の差し金だとは思うが…。
確かに隊や軍の中には術具で測れない者もいる。
実際あったことはないけど、タクト様やファレリア様、ラナフレム王国第一国王の…
考えていたその時、
「ドォオン!!」
凄まじい音がした。
気がつくと人も少なくなっていたが、まさか!?
「やっぱりフィーにはダメだったわね。」
ファレリア様がそう言った正面にいた女。
だが引っかかったから、最後の一人まで見届けようと思った。
俺の精霊量で壊れない術具の心配をして言った会長が…恐らくファレリア様の差し金だとは思うが…。
確かに隊や軍の中には術具で測れない者もいる。
実際あったことはないけど、タクト様やファレリア様、ラナフレム王国第一国王の…
考えていたその時、
「ドォオン!!」
凄まじい音がした。
気がつくと人も少なくなっていたが、まさか!?
「やっぱりフィーにはダメだったわね。」
ファレリア様がそう言った正面にいた女。

