それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「ただし、もし次あの子を侮辱したり、不幸へ陥れることがあるならば、あなたの命はないと思ってください。」



顔は穏やかだが、雰囲気が穏やかじゃなかった。



…次?待て待て、まさか



「聞こえてましたか?」



本日2度目だ。



「いいえ、ステージ袖で皆の様子を見ていたのですよ。

でも、その時は私しか気付いていなかったので安心してくださいね。」



この人は、王女でなくても恐ろしい人だと思った。



「ではなぜあなたのような方が、第一とはいえ副会長の器で収まっているのですか?ファレリア様。」



俺の座っていた席から一番近い測定術具の担当は、ファレリア様だった。