それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「第一副会長、3年生ファレリア・レイ・ライナ・クラフィネイト。

第二副会長、2年カイラ・アオレル

…庶務長、2年シオン・カフィス。」



副会長のクラフィネイトって、この国の王族じゃねぇかって。



しかももう一人はあのアオレル公爵家の、父さんの仕事の関係で俺も王宮を出入りしてた時によく見たカイラじゃないのか?って。


しかも庶務長にはこの国トップの貿易商社、方舟の令嬢!?

「それでは測定を始めます。

総会場ステージ前に置いてある測定器は全部で10。

生徒会メンバーか教師が監視官としてついています。

混み具合を見て測定しに来てください。

尚、精霊量が多いと思う人は術具の故障を考え最後の方に来てください。」



会長がそう言うと、誰も席を動かなかった。








いや、



一人だけ動いた。



「なんでみんないかねぇの?学生の精霊量で壊れる術具なんて用意するはずねぇだろ。」