それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「では、我々は失礼するとしましょう。」



話はもう終わった雰囲気。ルドガーさんはそう言って席を立った。



「貴重なお時間、ありがとうございました。」



リリーさんもそう言って席を立った。



「此方こそ、ありがとうございます。フィーを、幸せにしてください。」



ファレリア様は、まるで私の親みたいだった。


いや、私にとっても、そんな存在になっていたのかもしれない。



困った時は手を差し伸べてくれて、辛い時はそばに来てくれて。



「あのっ!」



だから言いたかった。



「今まで、ありがとうございました!!」



これからも、頑張る決意を固めるために。



その時、フワリと抱きしめられた。