それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

・・・



「はぁあああ!?!?!?」



何それ!!聞いてないんですけど!?



「砕かれた。」とかそういう騒ぎじゃありませんよねぇ!?



「まあ落ち着けってフィー。」



「これが落ち着いていられますか!?

突然呼び出されて結婚しなさいってことですよね!?

ちゃ・ん・と説明して頂けますよね!!」



伯爵家当主とか、隊長とか、そんなのは関係なく、只々の怒りの矛先を向けた。



「なるほど、僕が呼ばれた裏ではこんなことが起きていたんですね、父さん。」



ザンも同じようにルドガーさんに黒い笑みを向けた。



「いや、ファレリア様に内緒にするよう言われていたから…。」



ねえ?と確認するように視線を送って助けを求めるルドガーさんを、ファレリア様は完全に無視した。