それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「読めるのフィーちゃん!?」



フィーネはなぜか読めた。



「わからないけど…勘?」



首を傾げながら言うフィーネに落ち着いて言った。



「とりあえず、解読してください。お願いします。」



言われたフィーネは解読を続けた。



「水精のみの力を使い結界を創り他者の精霊力を奪い取る。」



言うのをやめたフィーネに



「術に関するのはそれだけですか?」



ファレリアが聞いた。



「いえ、まだ続きが少し…。」